高松市宮脇町で幅広い歯科治療を行う歯医者・歯科医院

〒760-0005 香川県高松市宮脇町1丁目3-17
駐車場3台完備 ※提携コインパーキングあり(チケット発行いたします)

診療時間
9:30~13:00
14:30~19:00

▲:14:30~18:00
休診日:日曜日、祝日

当院の虫歯治療

痛みの少ない虫歯治療

麻酔は治療の痛みを軽減するために使うものですが、中には麻酔が逆効果になってしまうケースがあります。それは麻酔の処置自体に痛みを感じる場合で、注射が苦手な方は少なくありません。

そこで当院は、患者さまに麻酔による苦痛を与えないように注射の打ち方を工夫しています。

例として、麻酔注射の前に塗るタイプの表面麻酔を歯ぐきに塗布。先に歯ぐきに麻酔をかけておくことで、注射を打つときの痛みが緩和されます。きちんと表面麻酔を行えば、注射器で注入する麻酔薬の必要量が減り、お体への負担が軽くなるのもメリットです。

また、注射針は細いものほど刺す痛みが小さくなります。そのため私どもは、日本で入手可能な針の中で一番細い針を採用しています。

そして麻酔液は、予め体温程度に温めておいて十分に時間をかけながら少量ずつ注入。この方法でお体への刺激を減らしつつ、痛みを感じにくい状態で麻酔処置を完了します。

さらに麻酔注射の針を刺す位置まで配慮し、骨の密度が少ないところに注射しているのが当院のこだわりです。注射の後はしっかりと時間をおき、十分に麻酔の効果を確認してから治療を開始しています。

反面、体へのご負担のほうが大きければ、麻酔を施さずに治療する場合もあります。例えば、歯を削っても痛みをほとんど感じない初期の虫歯などのケースです。不要な麻酔をかけなければ、それだけ患者さまのご負担を減らせます。麻酔の工夫だけでなく、状況に応じて麻酔をしない処置も検討。患者さまに安心して治療を受けていただくことを第一に考えています。

痛みを苦手とし、歯科医院の受診をためらう方にもご来院いただきたい。その思いで、私どもはこのような「痛みが少ない治療」または「痛みを感じさせない治療」に注力しています。

不安を和らげる「笑気麻酔」

笑気麻酔

不安感やストレスの軽減を目的に、低濃度の笑気ガスを鼻から吸い込む笑気麻酔を導入しています。

笑気ガスは気持ちをリラックスさせ、痛みを感じにくくする作用があるほか、反射的に吐いてしまう嘔吐反射を和らげる効果も期待できるのがメリット。ガスの吸入を止めた後はスムーズに体外へ排出され、麻酔から早期に回復できます。

歯科治療が怖いという患者さまも、これなら落ち着いて治療を受けられるのではないでしょうか。

当院では、より痛みに敏感で恐怖心が強い方に笑気麻酔を実施しています。ご希望の方は、ぜひ気軽ご相談ください。

歯が長持ちする、なるべく削らない精密治療

歯を長持ちさせるために大切なのは、「なるべく歯を削らないこと」です。

なぜなら一度削ってしまった歯は再生せず、治療を繰り返す度に健康な組織がどんどん失われていくからです。歯は削れば削るほどもろくなるため、虫歯が再発しやすくなるのもデメリットといえます。

以上を踏まえると、生まれ持った自分の歯には、どれだけ進歩した治療技術も敵わないという訳です。

そこで当院では、以下のような特徴を持つ「MI治療(ミニマルインターベンション)」に取り組んでいます。とりあえずの治療ではなく、患者さまの歯の健康維持と保存を重視した、健康な歯の組織をなるべく削らない治療です。

  • 削るべき場所をより適切に把握し、虫歯になっている箇所のみを除去する
  • なるべく健康な組織を残し、患者さまの歯を少しでも長持ちさせる
当院のMI治療

MI治療を行う際は、歯を削る部分を見定めるために「う蝕検知液」を使用します。う蝕検知液は虫歯に侵食された箇所だけを識別できる薬剤で、誤って健康な組織を削るリスクを抑えることが可能です。

また治療では、患部を拡大して見られる「拡大鏡」を使います。より精密な処置に役立つ機器で、こちらも必要以上に歯を削り過ぎるのを防止できます。

虫歯を削っている最中も、う蝕検知液を使って健康な組織との境目をこまめにチェック。肉眼のみで判断しようとせず、拡大鏡でも視認しながら悪い部分だけを丁寧に除去していきます。直視するのが難しい奥歯などは、歯科用のミラーを駆使して、より綿密に確認します。虫歯に侵された組織をピンポイントで取り除き、治療後の歯を長く健康的に保つためには、こうした工夫が必要なのです。

そして歯を削った後は、コンポジットレジンという歯科用のプラスチックを詰める修復治療を行います。(※)コンポジットレジン治療は、金属の詰め物を入れる治療に比べて歯を削る量が少なく済むのがメリットです。治療後の虫歯の再発を防ぐべく、当院では詰め物・被せ物も一切妥協せず、歯にしっかりフィットするものを作製します。

※虫歯の範囲が大きい場合は、金属の詰め物・被せ物を入れる場合があります。

神経をなるべくとらない治療にも注力

虫歯が重症化し、病巣が歯髄(しずい)と呼ばれる歯の神経まで達した場合は、一般的に神経を除去する治療を行います。

ただしこの治療を行うと、神経がなくなった歯は栄養分が行きわたらなくなり、歯がもろくなってしまうデメリットがあります。

歯がもろくなれば折れたり欠けたりしやすくなり、歯の根が真っ二つに割れる歯根破折(しこんはせつ)を起こしてしまうことも。こうなってしまうと、大半のケースは抜歯が避けられません。

実際に、抜歯が必要なご高齢の方の中には、若い頃に神経をとったケースが多く見受けられます。神経を失ってから歯が徐々にもろくなり、やがて歯の根が割れ、最終的に歯を抜かなければならなくなったのです。

また別の問題として、神経がない歯は細菌に対する防御能力が低いため、細菌に感染して根の先に病巣ができ、痛みや腫れを伴う場合もあります。これは歯の神経をとることで起きやすい、歯を失う原因へとつながる病気です。こうした理由もあり、生まれ持った歯を長く保つには「できる限り神経を抜かない処置」が重要です。

神経を除去した弊害は、「歯が弱くなる」こと以外にも及びます。それは大がかりな治療が必要になり、治療にかかる時間や通院回数も増え、治療費もかさんでしまう点です。逆にいうと、歯の神経を残せれば、患者さまの時間的・金銭的な負担も軽くできます。

だからこそ当院では、重症化した虫歯でも神経を残せる可能性を追求しています。神経をとらず、なおかつ患者さまの身体的・経済的な負担が少ない治療を提供できないか。そう考えた結果、虫歯治療の目的を「歯の神経を守る」ことに絞り、可能な限り神経を残す「歯髄保存治療(しずいほぞんちりょう)」に注力しています。

重度の虫歯だからといって、むやみに神経をとるような治療は私どもはいたしません。患者さまのご希望や歯の状態を踏まえた上で、経過観察の時間を十分に設け、歯を長持ちさせる最善の方法を模索します。

歯を抜かないことにこだわります

当院は、神経を残すだけでなく、歯を抜かない治療にもこだわっています。その理由は、天然の歯には歯根膜(しこんまく)というセンサーがあるからです。

歯根膜は免振装置ともいえるもので、噛んだときの衝撃を吸収して受け流し、歯の根やあごの骨への負担を軽減してくれる組織です。

さらに、噛んだものの硬さや微妙な感触、刺激を感知して脳に伝える役割も担っています。歯根膜が存在しないインプラントや入れ歯を使っていると、こうした感覚は失われてしまうでしょう。

この人間に備わった「天然のセンサー」を活かすためにも、なるべく歯を抜かない治療に取り組んでいます。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

0120-18-6480

診療時間

 
午前
午後

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